8月5日 今回の掲示板
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今回の掲示板
8月5日、お寺の伝道掲示板の言葉を書きかえました。
この言葉は、大学時代から今日に至るまで、大変大変お世話になっております、とある住職様より教えていただいたものです。
言葉の出処となっているのは、真宗大谷派のお寺のご住職で、九州大谷短期大学名誉教授でもあられた宮城顗(みやぎしずか)先生のお言葉とのことでした。
宮城先生は、とあるお釈迦様の説話を次のように受けとめられたそうです。
「その人を失った悲しみの深さは、実はそのまま、生前その人から我が身が受けていた贈りものの大きさであったのです。かけがえのない大きなものを贈られていたからこそ、その人を失ったことが、深い悲しみとなって迫ってくるのです」
心に残る言葉でした。
失って初めて気付かされるものがある、そして亡き人が残したものは決して悲しみや寂しさだけではない、ということなのかもしれませんね。
もうすぐお盆ですね。
ご先祖様や亡き方々を偲びつつ、感謝の想いで手を合わせたいと思います。
合掌
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