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3月5日 今回の掲示板

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今回の掲示板

3月5日、お寺の掲示板を書きかえました。

『冬があり夏があり
 昼と夜があり
 晴れた日と
 雨の日があって
 ひとつの花が
 咲くように
 悲しみも
 苦しみもあって
 私が私になってゆく』

星野富弘さんの詩画作品「悲しみの意味」の詩文です。

不慮の事故により、首から下の感覚がなくなるという大きな悲しみ苦しみを抱えることになった星野さんだからこそ、見える世界があるのだろうと感じます。

この星野さんの詩は
「悲しいことも苦しいことも経験してきたあなただからこそ、咲かすことのできる花があるはずですよ」と語りかけ、そして包み込んでくれる、そんな気がいたします。