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平成27年 宗祖親鸞聖人報恩講法要

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常照寺 報恩講のお斎

報恩講法要お斎
 
 報恩講のお斎(おとき)は、報恩講がはじまった当初からご門徒が米や野菜、薪などを持ち寄って精進料理を作り、親鸞聖人のご遺徳を偲びつつ、門徒ともどもいただいたことに由来しています。 

 「お精進」という風習、それは普段なにげなくいただいている命と、それによって生かされている自分の命に気づく機縁です。お斎をとおして、日常忘れがちな食べる【生かされる】ことの意味をみつめなおし、仏法とのご縁の深きことを喜ばせていただく機縁としていただければ幸いです。

 親鸞聖人は関東から長い旅路の末、滋賀県は木辺の地、本山錦織寺においでくださいました。
その御姿は、墨染めの衣に編み笠(しいたけ)をかぶり、お袈裟(おあげ)を付け、杖(ごぼう)をお持ちになっていました。足のわらじは(こんにゃく)。旅の途中には泊まるところも無く、石を枕(こいも)になさったこともあったそうです。そんな御姿をお料理にしました。
 こんにゃくは本山のある滋賀県野洲市の名物、あかこんにゃくで表現しています。